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おとり物件とはなにか?法的規制や見分け方について

2023年8月26日「土曜日」更新の日記

2023-08-26の日記のIMAGE
【おとり物件とは?】 おとり物件とは、実際には存在しない架空の賃貸物件を偽って広告する手法を指します。これは違法行為であり、消費者を騙す行為です。おとり物件が出回る主な理由は、不動産会社が集客を目的として情報を掲載し、物件の存在を消費者にアピールすることです。しかし、実際に問い合わせをしてもその物件が存在せず、他の物件への案内が行われることがあります。おとり物件は契約を急かす場合があるため注意が必要です。 【おとり広告は法律によって規制されている】 おとり物件の掲載は法律によって規制されています。日本では宅地建物取引業法第32条により、不動産業者は虚偽の情報を掲載することが禁止されています。また、誇大広告も問題視されます。不動産公正取引協議会連合会もおとり広告を取り締まるための取り組みを行っており、違反行為があれば厳しい処分を科すことがあります。消費者は信頼性のある情報を提供する不動産会社を選ぶことが重要です。 【おとり物件の見分け方】 おとり物件に遭遇しないためには、いくつかのポイントを注意する必要があります。まず、相場価格と比較することが大切です。相場よりも著しく安い物件は疑わしい場合がありますので、リーズナブルな価格かどうかを把握しましょう。また、現地待ち合わせができるかどうかも重要です。不動産会社が物件を案内する場合、現地で待ち合わせが可能なので、事前に確認しましょう。さらに、住所情報をしっかりと確認することも大切です。物件の所在地が明確に示されているかどうかを確認することで、架空物件に引っかかる可能性を減らすことができます。 【まとめ】 以上のことからおとり物件は法律で禁止されており、消費者を騙す行為です。不動産会社が信頼性のある情報を提供することが求められます。おとり広告に遭遇しないためには、相場価格と比較し、現地待ち合わせが可能かどうか、住所情報を確認することが大切です。安心して部屋探しを進めるためには、信頼性の高い不動産会社を選ぶことが重要です。消費者は自身の権利を守るため、違法なおとり物件には注意して取引を進めるよう心掛けましょう。

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