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親子リレーローンのメリット・デメリットや注意点を解説

2023年6月11日「日曜日」更新の日記

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【親子リレーローンとは】 親子リレーローンとは、親や祖父母が自分たちの不動産を担保に子や孫の住宅購入資金を貸し付ける方法です。 これにより、子や孫が住宅ローンの審査に合格しやすくなり、住宅購入がしやすくなります。 ただし、返済は子や孫が行うため、返済能力があることが必要です。また、不動産の担保権は親や祖父母が持ち続けることになります。 【親子リレーローンのメリット】 親子リレーローンのメリットは、返済期間の長さと借入可能額の拡大です。 一般的な住宅ローンの返済期間は30年が多いですが、親子リレーローンは50年の返済期間が設定されることがあります。また、住宅購入資金が拡大するため、自己資金が少ない人でも住宅購入が可能となります。 さらに、2023年度からは住宅取得減税の控除額が一人当たり21万円から42万円に引き上げられるため、親子リレーローンを利用すればより大きな節税効果が得られます。 【親子リレーローンの注意点・デメリット】 親子リレーローンには、住宅ローンに関する注意点とみなし贈与に関するデメリットがあります。 住宅ローンに関しては、担保権を持っている親や祖父母が亡くなった場合、残債を返済しなければならないため、注意が必要です。 また、みなし贈与については、不動産を担保に貸し付けた親や祖父母に贈与税がかかることがあります。ただし、贈与税に関しては、相続税の控除を利用することで回避することができます。 【まとめ】 親子リレーローンは、住宅購入において大きな負担となる返済期間を短縮できるメリットがあります。 住宅ローンについては、親子の間で契約を結ぶ必要があるため、返済に関するリスクがあることや、返済期間を合わせる必要があることなどがあります。 親子リレーローンを利用する場合は、注意点をしっかりと把握し、慎重に検討することが大切です。

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