不動産探しと暮らしのアイデアを伝授!住まING

トップ > 令和4年3月> 12日

アパート経営に乗り出す際に

2022年3月12日「土曜日」更新の日記

2022-03-12の日記のIMAGE
一括借り上げの欠点として知っておくべきなのは、一定期間ごとの契約更新時の改定により賃料が下げられることが一般的であることと、長くサブリース契約を維持するのなら、費用がかかるのをいとわず修繕工事を実施する必要があるということでしょう。空室を気にしなくていいサブリース(一括借り上げ)ですが、契約書を取り交わす段階で家主が固定収入を得られる期間がしっかりと決められているのです。契約期間に関しては2年の場合が多く、家賃をいくらにするかは再契約時に改定できるという決まりなのです。万一に備えてというつもりで手がけたマンション投資だったはずが、かえって足かせになる可能性もあります。高利回りを目指したくはなりますが、目的を考えたら入居者があるということが大事なのです。不動産を貸して家賃をもらう不動産投資においては、収益物件の収益性を吟味するための基準として利回りを用いるわけですが、ざっくりと年間家賃と物件の購入価格から簡単に計算する表面利回りと、必要経費を考慮した実質利回りとに区別されることに注意しましょう。不動産投資で初めての物件を購入するような場合は、これまで継続してきた勉強が活きてくるのです。リスクの多い不動産をつかまないためにも、その地域の平均的な家賃とか現場を見定めるための方法を勉強する必要があります。

このページの先頭へ