不動産探しと暮らしのアイデアを伝授!住まING

トップ > 令和2年7月> 31日

鉄筋コンクリート造

2020年7月31日「金曜日」更新の日記

2020-07-31の日記のIMAGE
サビによる腐食がすすむと強度や耐久性が著しく低下します。サビの進行は木材の腐朽よりも早く、短期間で金属を非常にもろくします。鉄骨や鉄筋を使用する時は、しっかりした防サビ処理を施す必要があります。軽量鉄骨では350度程度で強度低下を起こして変形します。隣家の火事でも500度には達しますから、防火被覆が必要です。コンクリートは、耐久性のみならず、強度、防火性などにもすぐれた素材です。とくに圧縮に強く、外力に対して強固な力を発揮します。ただし、コンクリートはセメントや水などを調合してつくるため、その比率が重要。現場で施工される基礎コンクリ!トの場合、水分とセメントとの比率が適切でないと、乾燥時、収縮によるヒビ割れが生じ、強度を著しく損ないます。圧縮に強いコンクリートと引っ張りに強い鉄筋の長所を組み合わせた鉄筋コンクリートは、より高い強度を発揮します。パネルを工場で生産する工業化住宅なら良好なコンディションで調合できるため質の高いコンクリートができ、鉄筋を正確に入れることができるためさらに安心です。また、塩分などが含まれた砂を使用したコンクリートは、鉄筋や鉄骨に急激にサビを進行させるおそれがあります。品質管理を十分に徹底しましょう。

このページの先頭へ