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頑丈さが魅力の鉄やコンクリート

2020年7月30日「木曜日」更新の日記

2020-07-30の日記のIMAGE
まずは木をしっかりと乾燥させてから建材として使用することが大切です。含水率が5%以上だと腐朽菌発生のおそれがあるため、5%以下に下げておけばまず腐りません。20%以下なら安全値といえます。そのほか防腐剤を注入するなどの方法がとられていますので、工法を問わず、どういった腐朽対策がとられているか、そしてそれが環境に負荷をかけないか、健康に害はないか等を確認しておくことが大切です。近頃では一般住宅でも、鉄骨造や鉄筋コンクリート造を見かけるようになりました。鉄骨造には、熱した鉄を型に入れ押し出し成形する重量鉄骨造と、鉄板を曲げてつくる軽量鉄骨造の2タイプがあります。強度的には重量鉄骨造のほうがすぐれていますが軽量鉄骨造は、構造体の重量が重量鉄骨よりも軽いため、基礎へ一の負担を減らすことができ、また重量鉄骨に比べて安く、近年人気が集まっています。鉄骨はJIS規格品ですから、品質が一定で強度や耐久性にバラツキがありません。構造計算の値どおりの建物を建てることができる、非常に信頼性の高い素材といえます。また、引っ張りに強い素材なので、地震や台風などの外力で引きちぎれることはまずなく、自然災害にはたいへん強い構造です。鉄骨造の住まいを長持ちさせるために気をつけなければならないのは、サビと熱への対策です。

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