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耐久性が高ければ解体回数も減る

2020年7月28日「火曜日」更新の日記

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解体時に出るゴミの多さを考えれば、建て替えないことこれこそが資源を大切にすることにつながります。現在日本の平均建替年数は5~30年。先進国中でも極端に短いサイクルです。建て替えの理由は、住まいが傷んだというものもあれば、狭くなった住みにくくなった、家族構成がかわったなどさまざま。近年は、まだ十分住める住宅なのに、ライフスタイルがかわったからという理由での建て替えが増えています。これは資源やゴミなど、住宅をめぐる環境問題のことを考えると改善していかなければならない点です。建てるときに将来のビジョンをできるだけ具体的に持つことが必要ですが、それ以前に頑丈な住宅を建てておくというのが前提条件。ハード面で耐久性の高い建物を建てるにはなにに気をつければよいのでしょうか。長持ちする家のポイントは、まず、構造体を形成している素材の耐久性が高いこと。そして外部からの力、具体的には、地震や台風などの外力に対して強い力を発揮できることです。そのためにも、建築構造材の特性を知ることは、住まいを長持ちさせるための基本です。構造材のすぐれた点や、耐久性を高める処理、施工上の注意点などを知っておけば、より自分たちの条件にあった住まいが実現できるのです。建設省の推進するCHS(センチュリー・ハウジング・システム)の認定をひとつの目安になります。住まいの耐久性・快適性を評価する制度ですから、施工会社がその認定を受けていれば、一定の信頼をおいてよいでしょう。

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