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窓枠などに使用する木材

2020年7月22日「水曜日」更新の日記

2020-07-22の日記のIMAGE
この余剰品をゼロにするというわけにはいきませんが、設定の見直しや使い方の徹底など試み広がりつつあります。窓枠などに使用する木材を、工場で用途に応じた長さ、数に切断する「プレカット」も廃棄物の削減に有効な手段です。3つ目は排出されたものをゴミにせず、リサイクルするということ。実施率は3%程度というのが現状ですが、この割合を100%に近づけることで、廃棄物は大幅に減らすことが可能です。工業化住宅、いわゆる「プレハブ住宅」は、まさに言葉どおりプレファブリケイテッド、つまり工場であらかじめ部材を製作して現場に運ぶため、現場施工にともなうゴミを大幅に減らすことが可能です。事実、簡易梱包やプレカットが広まりつつありますこれまで当たり前とされていた工程を見直すことで、現場廃棄物削減は実現できるのです。住まいをつくる際の寸法の基本単位をモデュールといいます。一般的な流通のモデュールには、尺貫法をもとにしたヒューマン・モデュールとメートル法を基準としたメーター・モデュールがあります。日本の住まいで古くから用いられてきたモデュールは尺貫法。両手を広げた寸法を1間(6尺=約182cm)、大の字に寝て1坪(約3.306m)と、人間工学に基づいています。

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