解体後
2020年7月12日「日曜日」更新の日記
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- 専門的な話になりますが、このうち、建設副産物は通産省など8省庁が共管するリサイクル法の管轄となり、廃棄物は厚生省所管の廃棄物処理法によって分類されます。リサイクル法は、リサイクルに関する法律としては、日本でできたはじめての本格的な法律です。いま、日本では国をあげてリサイクル率を上げる動きがあるということです。リサイクル率を高めるには、建設現場から発生する土砂やコンクリート、木材など、建設現場から発生するものをゴミにせず、何らかの資源として利用できる状態にして、法的に副産物として扱われるものの割合を上げていくことが必要です。分別すれば副産物となるものでも、面倒なために廃棄物扱いにしてしまうケースもあります。解体業者の意識が今後問われることになるでしょう。もし、家の建て替えをするなら、ぜひ解体現場に立ち会いたいもの。住み慣れた家が分解されてどこへ行くのか、どう使われるのか、環境に配慮した住まいづくりはその確認からはじまります。では具体的にどのような材料がなにに生まれ変わっているので、しょうか。柱、壁、梁、家具など住宅の多くの部分を占めるのはやはり木」材です。一般的に木は、まず中間処理場に送られ、その質や不純物の割合等によって後の行き先を決められます。再生木材に生まれ変わるものは、まず一度チップにされます。その後、ポリエステル等を混合して、パーティクルボードやMDF(木質繊維板)に一なります。再生材とはいっても強度や耐久性に問題はありません。
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