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夫妻の寝室の枝分かれ型

2020年2月24日「月曜日」更新の日記

2020-02-24の日記のIMAGE
岡田さんは、私の考えに賛成でしたが完全分離型ではない、寝室が枝分かれしたような形にならないだろうか、という注文が出されました。「夫妻の寝室の枝分かれ型」という発想はおもしろい表現だと感心しながら、希望に沿えるプランを提案しました。夫妻が隣りあわせの部屋で、お互いの部屋には直接行き来できるように、仕切りにドアを設けたプランにしました。ホテルのブランチタイプを想像してもらえばよいと思いますふだんはそのドアを開放しておき、一方がテレビを見るとか音楽を聴く、あるいは静かに読書を楽しむというときなどには閉める、というように使います。そのほか、いびきがうるさいとか、かぜをひいたのでゆっくり寝込んでいたい、など体調によって開閉することもできます。夫妻の気配がわかる別室の提案に、岡田さんは大満足でした。以前は夫と妻がいっしょの寝室だったので、夫が深夜帰ってきたときなどは、明かりもつけられませんでした。冷暖房の好みの温度もまったく違うし、2人の睡眠リズムも違っていました。ふだんの生活では、夫は10時に寝たいが、妻は12時に寝たい。夜にいろいろやりたいことがある妻に対し、夫は早く起きてテレビニュースや新聞に目を通したい。先に寝た夫の朝が早く、夜の遅い妻が、もっと寝ていたいと思うのは無理もありません。

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