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ホテルのブランチ型に

2020年2月23日「日曜日」更新の日記

2020-02-23の日記のIMAGE
東京都・岡田達夫さん(53歳)の家岡田邸は私にとって夫妻別室の依頼主第1号です。1988年のことでした。岡田達夫さんと奥さまの美弥子さん(49歳)は、マンションの7階に住んでいます。2人の子どもが独立したので、夫妻の寝室を別にしようと話しあい、建設会社に勤める友人に相談して、設計者を紹介してもらいました。「寝室は、それぞれ別にする案をつくってほしい」と何度も注文したにもかかわらず、その設計者が提案してきたプランは、希望どおりになっていませんでした。その設計者は、夫妻はいっしょの部屋が当然、という固定観念があり、それを岡田さんにも押しつけるタイプだったのでしょう。そのことがあって私の知人をとおして設計依頼がありました。初対面のとき、岡田さんは夫妻別室について私の考えを聞きたいというので「私は夫妻別室おすすめ派ですが、岡田さんはどのように住みたいのか、一から教えてください」というと、「ほかにも設計者に相談したけれど、そういう質問を受けたことはなかった」といって驚いたようすでした。私は、結婚歴15年から20年で子育てが一段落した夫妻なら、夫妻別室をすすめることにしています。岡田さんのように、25年をすぎているご夫妻の場合なら、こちらから夫妻別室を提案します。

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