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50代からは夫妻の寝室は別がよい(2)

2020年2月22日「土曜日」更新の日記

2020-02-22の日記のIMAGE
もう1組、夫妻別室のご夫妻を紹介しましょう。藤井滋さん(59歳)は私立高校の教師、奥さまの貴美子さん(53歳)は小学校の教師です。共通の友人も多く、来客がたえません。冬はスキー、夏は山登りと、休みはいつも2人で行動します。しかし教師同士とはいえ、学校が違えば学校行事もまちまちです。夫妻別室は当然のようにつくられました。かつて朝日新聞に、「夫妻の寝室、いっしょか別か」という記事が載りました。「別室派」は、お互いを同居人や子どもの父母とみなす傾向が強く、「同室派」は伴侶とみなす傾向が強かった、と分析していますが、私は「ちょっと待って!寝室の間取りはどうなの」といいたいのです。中野さん、藤井さんとも、2人の寝室を隣りあわせに配置し、相手の部屋にも行けるよう内ドアや引き戸をつけています。別々に寝ていても、なんとなく気配がわかります。そうした間取りが「理想の夫妻別室なのです。"寝室を改めて考える夫妻は、結婚して15年以上たった人たちに多く見られ、子育てが一段落する時期と一致します。夫妻別室を試みる夫妻は、共通して仲良しの夫妻が多いのです。自分勝手をし"たいからというのではなく、相手を気づかう思いやりから夫妻別室に、ということなのです.

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