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不動産業にとっては魅力的なシステム

2020年2月14日「金曜日」更新の日記

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その間に、次の事項を実施しなくてはいけません。・プラン決定・価格決定・融資決定。もし、このシステムがないとすると、プランと価格の決定だけでも数週間、さらにその後の融資申し込みとなり、土地を購入する意志があるとしても、最終的なプラン決定、融資の打診、内諾までは相当の期間を要することが推測できます。ところが、このシステムの場合には事前にプランと金額が明確になっており、即座に付帯費用まで含めたトータル予算をお客様に提示し、さらにはローン返済額も明示できるわけですから、融資の打診も迅速に対処できることが大きなポイントとなります。売買仲介の土地に一瞬にして住宅建築を提案して、クロージングまでしてしまう、それができるのはこのシステムだけです。なお、不動産業者にとっては魅力的なこのシステムですが、「建設業の許可がないから」という理由で、このシステムに見向きもしない例も散見されます。建設業法では、1,500万円未満の建築一式工事は、建設業の登録をしていなくても工事請け負いができると解釈できます。したがって、建設業の登録の有無には関係なく、このシステムに取り組むことができるわけです。しかし、今まで経験がなくていきなり、自社で建築工事を請け負うことにはいささか無理な面もあります。そこで、パートナーである工務店と連携することになります。パートナーである工務店と施主とで工事請負契約を結ぶようにすると、システムを採用した不動産業者の手間は殆どかからなくなります。この場合、不動産業者は立会人とか連帯保証人というようにするといいでしょう。

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