不動産探しと暮らしのアイデアを伝授!住まING

トップ > 元年11月> 25日

資産家が不動産を所有する理由2

2019年11月25日「月曜日」更新の日記

2019-11-25の日記のIMAGE
彼らへの回答は、「とにかく急いで金。しかし、資産の分散には今後、長期的に安定して運用する不動産がいい」でした。前述のとおり、賀料の硬直性が高い不動産投資は、じつはペーパーマネーが弱くなったときにこそ力を発揮します。歴史的に見ても、長きにわたって資産家であり続ける人は例外なく、不動産を所有しているものです。これは、現預金や債券・株式といったペーパーマネーと性格や動きの異なる資産を保有し、バランスをとることで、リスクヘッジをしているのです。私が彼らにすすめた不動産投資とは、もちろん、キャピタルゲイン(売買益)狙いではありません。時間をかけ、安定したインカムゲイン(家賃収入)を得ることを目的とするものです。キャピタルゲインとインカムゲインについて、これまでごく簡単に触れただけでしたが、ここでもう少し整理しておきましょう。①キャピタルゲイン購入した不動産を売却するとき、購入時の価格よりも高く売れた場合に得られる売却益。もし、2000万円で購入した不動産を2500万円で売却できたら、その差額500万円がキャピタルゲインとなります(税金等は除く)。反対に、購入時より安くしか売れなければ、その差額がキャピタルロス(売却損)になります。②インカムゲイン」購入した不動産を売却せず、保有して運用することで、月々に得られる貨料収入のことを指します。運用する不動産の賃料が8万円であれば、その8万円がインカムゲインです(経費等は除く)。投資した金額、つまり元本に対するインカムゲインの割合を「利回り」といいます。不動産投資の収益性のよし悪しは、この利回りによって判断します。

このページの先頭へ