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第二章不動産投資は本当に儲かるのか?ミドルリスク・ミドルリターン

2019年11月23日「土曜日」更新の日記

2019-11-23の日記のIMAGE
「不動産投資は本当に儲かるのか?」残念ながら、単純に「儲かる」とは断言できません。しかし私は、不動産投資ほどメリットの大きい「ミドルリスク・ミドルリターン」の投資先はほかにないと思っています。その理由は、大きく3つあります。①短期間に大きく変動しない不動産価格前述したように、不動産投資は基本的に、株式投資などとは異なり、短期間のうちに物件価格が2倍になるとか、半分になるなど、大きく上下動するようなことがありません。②賃料の硬直性不動産投資による家賃収入(賃料)は、景気がよいときも悪いときもさほど変動しません。たとえば、あなたが賃貸物件を借りているとして、月々10万円の資料が、景気の変動で急に5万円になったり5万円になったりするようなことは考えにくいでしょう。世の中の金利が倍になったとしても同じです。賃貸物件の賃料というものは、上にも下にも「硬直性が高い」という特徴があるのです。③事業性を備えた唯一の投資対象もうひとつ、不動産投資には大きな特徴があります。それは、現金や株式と違って、「コントロールの余地が大きい」ということ。間取りや設備の工夫をしたり、賃料を上げたり下げたりといった戦略的選択を、投資家自身が行うことができます。しかもそれを、あとからいかようにも行うことが可能です。物件の魅力を向上させることで、安定的に入居者を確保し、収益を上げ続けることも、また賃料収入の最大化を狙うこともできます。その意味で、「事業性を備えた投資」といえるでしょう。一方、株や為替、債券などは、市場の動きに左右される部分が大きく、自分の力でコントロールすることは困難です。株式投資の場合、購入後に株を保有する企業の業績が急上昇すれば大きなリターンが期待できる一方、逆に業績が悪化し、倒産という事態にでも直面すれば元本はゼロになってしまいます。不動産投資においては、「自分でコントロールできる」というメリットを最大限に活用していくことが、間違いなく成功するための条件の一つです。不動産投資家として成功して、自由を求めて会社を辞めたり、悠々自適の人生を送っている人たちは、「事業」として常に自分の投資物件の最適化を追求しています。見方を変えれば、その手間を惜しむ人には不動産投資は向いていないといえるでしょう。

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