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個人の不動産投資家が動き出した

2019年11月21日「木曜日」更新の日記

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驚くほどの高額物件を、普通のサラリーマンやOLが競って購入した時代が過ぎ去り、次に起こったのは「ボロ物件ブーム」でした。2007年ごろのことです地方には築30年とか10年が経過した中古一戸建てが、10万円や100万円、200万円といった価格で売りに出されていることも珍しくありません。また、それら「ボロ物件」の場合、一度市場に出されたあと、買い手がつかずに長く放置されていることも多いのです。こういった物件に多額の「指値(値引き)」を入れて、格安なリフォームを行ってから賃貸に回すという投資法が、非常に人気を呼びました。利回り10パーセント、30パーセントなどという驚異的な数字を叩き出すこともしばしば。ブームの際には、地方の格安物件へ問い合わせが集中し、地方の不動産業者は「いままで誰も見向きもしなかったのに、なにが起こっているんだろう?」と驚いていました。この手の投資の場合、Oリフォームする際に職人を探して直接手配する、◎ホームセンターなどで資材を購入して自分でリフォームする、といった投資家自身の知恵やノウハウ、努力が求められます。そのため、いくら安いといっても、建物の見極めができないと大損するリスクをはらんでいました。

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