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3リバースモーゲージ付きマンション

2019年11月9日「土曜日」更新の日記

2019-11-09の日記のIMAGE
将来リバースモーゲージを集団で利用することを購入条件とした、高い耐久性を持ち適正な管理が行われる高品質の新規供給マンション。住宅・都市整備公団や住宅供給公社などが供給主体となって立ち上がり期のデモンストレーションを行うことも考えられる。4障害者の自立や未成年世帯のためのリバースモーゲージ障害者の子供を持つ親が高齢化して子供(障害者)の世話ができなくなる事態に備え、障害者の社会的自立を支援するシステムとして現行制度の仕組みを積極的に利用したリバースモーゲージ。現在、特定贈与信託を活用できるが、さらに、親が自らの住宅資産をリバースモーゲージによって資金化して障害を持つ子供の介護サービスなどの費用を捻出できるような活用の仕方も有効である。また、就学中の未成年の子供を残して両親もしくは世帯主が死亡した場合、残された無職の妻あるいは子供(もしくは夫)が就職などで生活や収入を安定させるまでの間、期間限定的に利用できるリバースモーゲージもあり得る。リバースモーゲージのバリエーション25負担(サービス)付き贈与方式介護や生活費などの各種サービスを受給することを条件に居住用不動産を自治体などに贈与する方式。広義のリバースモーゲージと言える。現行制度の導入時に検討された経緯があるが、融資ではないため財政負担が大きくなるなどの理由で今のところ実現していない。この方式は融資ではなく、当初に融資の諸条件が決められるため、長期融資で発生する可能性のあるリスクを回避できるメリットがある。贈与された物件を売却処分して財政からの負担金を回収することもできる。福祉サービスの水準と負担は、融資方式の場合と同様と考えられる。6建て替え・再開発推進方式対象物件を建て替え・再開発するための費用の調達を目的としたリバースモーゲージ。融資主体が自ら開発するケースと事前に連携した開発主体に売却するケースが想定される。対象物件は今後一層建て替えニーズが増加するマンション、個別には資産価値が著しく低下している近郊のミニ開発住宅地、大規模な戸建て住宅などで、いずれも市街地整備の観点から再開発の手法を援用することが有効である。この方式では全契約の締結から終了に至るまでの時間が契約ごとに違うため、計画的な再開発に適用するのは困難が伴う。しかし、契約者が少数になった段階で代替住宅への移転などで対応することも考えられる。マンションの大規模修繕や建て替えに際して経済的な条件で消極的にならざるを得ない高齢者に対して、その費用を立て替えることも可能である。

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