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不動産を調べる4

2019年10月24日「木曜日」更新の日記

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供給処理施設の調査上下水道や電気・ガスなどの供給処理施設の状況も不動産の経済価値を左右 する重要な要因です。(1) 上水(飲用水)の調査0 調査場所等調査場所は役所の上水道課(水道局の中にあることが多い)です。 各自治体の上水道課 (水道局・営業所等)にて台帳(水道管理図)を調べま す。台帳等から対象不動産の前面道路の本管の埋設位置・管径・各敷地への引 込管の位置・管径を知ることができます。敷地内の配管状況を詳しく知る必要がある場合には、配管図、水道工事竣工 図等)を必要に応じてその抄本を入手することになります。隣地への引込管が敷地の地中を通過している、または対象不動産の敷地への 引込管が他人の土地を通っていることが判明したときには、その土地の所有者 との契約関係を閉取り調査や契約書等の調査によって把握しておくべきでしょう。@負担金について水道管がない地域に新たに水道管を敷設するとき工事費用を自治体と住民の 双方が負担している場合があり、その負担金の有無を調べる必要があります。 特に、数年内に水道管が設けられた地域では負担金の支払義務が存続している 可能性が高いので要注意です。このほか、水道事業者から条例に基づき水道利用加入金の負担を求められる 場合もあります。給水管の口径を既存のものより大きくすると金額が上がるの で注意が必要です。0 前面道路が私道の場合位置指定道路等、私道に水道管を敷設している場合には費用はすべて住民が負担するため、その分担金が発生する場合があります。また、私道所有者が水 道管を共有している場合、この共有管の利用や堀起しの工事の際には共有者の 承諾が必要になることもあります。後々トラブルにならないように、費用負担 や利用・工事に関する事項を確認すべきです。

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