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地方の安定優良物件への目利き

2019年6月9日「日曜日」更新の日記

2019-06-09の日記のIMAGE
「みんなで大家さん」の特長として、地方都市の物件で安定したテナントが入っているものを取得しているという点について、もう少しご説明したいと思います。例えば「みんなで大家さん」4号は、北海道石狩市にある北海道物流倉庫という物件を組み入れています。この物件は石狩湾新港地域にあり、札幌市中心部からも約10km。北海道の港湾の中で札幌にもっとも近い、物流アクセスの非常にいい環境にあります。その北海道物流倉庫のうち三棟を「みんなで大家さん」用に所有しています。テナントには日本通運様一00%出資の連結子会社である蔦井倉庫様が入り、大手化学薬品会社、ドラッグストアの物流センターとして機能しています。実際、物流倉庫を見学すると、お米などの食料品から生活に必要な日用品までがズラリと保管・仕分けされ、この場所が札幌圏の物流に欠かせない場所であることを実感できます。それだけに、この場所がなければ、どこにこれだけの生活物資を保管するのかということになり、長期間にわたってテナント様として利用いただけるであろうことが見通せます。一般の方にとっては、なかなかこうした物流倉庫の意義や価値がわかりにくいと思いますが、地方都市においてもなくてはならない物件であるということは、それだけ投資価値が高く、しかも将来にわたって安定した賃貸収益が期待できる魅力的な物件ということになります。私たちが、日常何げなく店頭で手に取っている日用品も、最初からそのように小分けされているわけではなく、運送・保管・流通加工(パッケージング、ラベリング)をされて小分けされ、各店舗から消費者の手に渡っています。そのための物流拠点がなければ、生活は成り立ちません。私たちに必要不可欠なインフラである水道でいえば、蛇口から出る水が直接、河川とつながっているわけではないように、間にある浄水場のような存在が物流倉庫だともいえます。それくらいなくてはならないものに私たちは価値を見い出し、独自に不動産小口化商品である「みんなで大家さん」の対象物件として、たくさんの方と賃貸収益を分かち合いたいと考えているわけです。確かに都心の超一等地にあるオフィスビルなどに比べると華やかさはありませんが、その価値は決して引けを取らないものであると確信しています。そうした私たちの目利きについても、資産運用の際に参考にしていただけると思います。

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