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分配回数に関して

2019年6月8日「土曜日」更新の日記

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分配回数に関しては、年に六回奇数月に分配させていただいています。もちろんそれにも理由があります。そもそも「みんなで大家さん」1号、2号を販売した当時のコンセプトは、公的年金の補完商品というものでした。年金は偶数月に振り込みがありますので、この商品の分配金を奇数月にもってくることで毎月安定した収入で生活基盤をつくってもらえるようにと考えたのです。やはり、貯蓄があっても、できるだけ目減りさせたくないというのが人として当然の心情です。そのため、こうした年金の隙間を埋めるように定期収入が得られる商品というものに非常に関心をもっていただけました。ほかの企業様の不動産小口化商品と比較をしてみると、例えばS社様の商品であれば分配は年一回、T社様の商品では年二回になっています。「みんなで大家さん」は年六回、やはり、少しでも多く分配の喜びを実感していただきたいという気持ちで、この回数に決めました。もちろん、分配金の振込手数料は営業者が負担しますので、事務的な負担なども考えれば、おそらく他社様は分配回数を増やすのは避けたいと思われているのかもしれません。また、私たちのように全面的に、不動産小口化商品を、これからの時代に合った、投資家、利用者共に価値のある資産運用として営業展開している会社はほかにはないように思います。その理由は、他社様の事業戦略上の問題などいろいろあると思いますが、実際問題として、建物の専門的な管理ノウハウを生かしながら、入居者・テナント、それから投資家のみなさんへの細かなフォローなどを行なっていくには、あまり組織が大きすぎても難しい面があるのかもしれません。これが正直な感想です。そして、これも多くの投資家の方から質問をいただくのですが、同じように不動産小口化商品を扱う他社様の利回りは二~三%なのに対して「みんなで大家さん」は五~七%。なぜ、こんなに高い利回りが可能なのか?という質問です。これも、他社様の場合、いろいろな事情があるのだと思います。例えば仮に、五~七%の分配をすると、株主配当よりも高くなってしまう可能性があるとしましょう。そうするとステークホルダーに対するバランス面で難しい局面を迎えてしまいます。そういった理由もあるのかもしれません。また、これも利回りの違いとなる大きな要因だと思いますが、他社様の対象組み入れ物件は都心の超一等地オフィスビルなどが多くなっています。そうなると、元々の取得価格が高くなりますので、賃料を割り戻ししてる五%などの分配は出せないのではないかと推測できます。それに対して私たちは、あえて地方都市でも優良物件とされているものを選んで組み込ませていただいています。その分、取得価格を抑えることができ、賃料を割り戻ししても高い利回りを還元できるからです。

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