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メンテナンスとセキュリティがマンションとは違う

2018年10月18日「木曜日」更新の日記

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 もうひとつ一戸建て住宅で注意しておきたいのは、マンションよりメンテナンスに手間がかかるということ。マンションの場合は、基本的にメンテナンスは全て専門の業者が行い、その費用を入居者で分配して支払います。業者の手配は、管理会社や管理組介の理事会が行います。  けれど一戸建て住宅では、日常のメンテナンスは住人が行います。外壁塗装などは業者に依頼することになりますが、その手配は住民本人がしなければなりません。メンテナンス費用も当然、全て自己負担です。平均的な30坪程度の住宅の外壁塗装工事費用には60万円程度が必要ですし、植栽などのメンテナンスにも、それ相応の費用がかかってきます。  マンションでは大規模修繕に向けての積み立て修繕金を毎月の竹理費と一締に支払って準備していますが、一戸姓ての場合は、自分でお金を用意しておかないと修繕をしたくてもできない、ということになってしまいます。業者に委託する費用を減らすため、自力でメンテナンスできる範囲を広げていくこともひとつの対策です。  また、マンションでは防犯システムが完備されているものが多いのですが、一戸建て住宅の場介は、購入者が自己負担で警備会社と契約したり、セキュリティ関連のアイテムを設置したりと、これも自主的に行動を起こさなければ、安心・安全な暮らしは確保できません。  こうしたメンテナンスやセキュリティ面の違いが、マンション派と戸建て派に分かれる大きなポイントになります。しかし「庭があって土地付きの一建てが理想」と考えている人にとっては、「メンテナンスこそが楽しみのひとつ」「自分で家をつくり上げる実感がある」ともいえるようです。 "

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