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マンションと一戸建て住宅の違いは大きさだけ?

2018年10月16日「火曜日」更新の日記

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 家を購入しようと思ってまず迷うのは、たいてい分譲マンションか一戸建て住宅かではないでしょうか。ここでの選択は、後々の生活に大きく影糾してきます。くれぐれも、思いつきや何となくといったいい加減な気持ちで決めずに、はっきり決断したいものです。  そもそもマンションと一戸建て住宅には、どんな違いがあるでしょう? まず、見た目で分かるように、建物の大きさがあげられます。マンションは住宅の集合体(集合住宅)ですから、複数階の大きな姓物となります。また、構造的にはコンクリートで造られた強固な建築物です。 これに対して一戸建て住宅は、その名が示す通り単独の住居のことです。構造としては木造が主になります。  しかし、ほんとうの違いはそこで暮らす人々のライフスタイルだといえます。  マンションを選ぶ人は、比較的若い世代が中心になっています。鍵ひとつで安心を買うことができるといった介理的な而も、人気の一囚です。最近の傾向として、同じ理由でマンション を購入する高齢者が増えているのも大きな特徴です。  逆に一戸建て住宅を購入する人たちの中に若い人も増えてきてはいますが、やはり中心は中高年の安定した生活を送っている世代です。都市部の雑踏の中よりも、落ち着いた環境で間取りにゆとりのある郊外型住宅が人気です。そして、なによりも一戸建て住宅はし地も自分のものになることが最大の違いといえます。 <投資目的から永住タイプヘ>  しかし最近ではマンションニ戸建て住宅とも、従来のそれぞれのイメージとは違う物件がつくられるようになってきています。  卜数年前のバブル間には、マンション、一戸姓て住宅にかかわらず、住宅そのものが投資目的に利用されたものでした。しかし現在では、都市部のマンションであっても、数年後に購入価格より高額で転売できることはまずなくなり、不動産に関する投機的なメリットはないに等しいとされています。したがって、分譲マンションも、永住を考えた広さのある3LDKが人気を得ています。一戸建て住宅では、都市部のような狭い土地でも、床面積の広さを確保できる木造3階建て住宅の人気が高くなっています。  数年前の都市計画法(農地法)の改定で、都市計画区域内の農地令てに宅地並みの課悦が行われるようになったため、農地がどんどん転売されています。この土地を住宅会社が購入して、好立地の姓て売り住宅として開発が進められています。  こうした状況をふまえ、これからの住宅は自分と家族が住宅に何を求めているのかをよく見極めたうえで、納得のいく購入を目指してほしいものです。 "

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