仕様規定か充実してわかりやすい
2018年9月29日「土曜日」更新の日記
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- 省エネルギー基準は、複雑な計算によってランクづけすることができま す。次世代省エネルギー基準は、建築環境・省エネルギー機構のSMASH というコンピュータ・ソフトウェアで計算することができます。この計算 は、近く他の認定を受けたソフトでもおこなえるようになりそうです。 CAD データと連動した簡易な計算ができるようになれば、ランクのシミュレーシ ョンも楽になると思います。 しかし、現在のところ、計算によるのは大変な労力が必要で、実際に等級 2~等級4の住宅をつくろうとしたら、詳細に定められた仕様をそのとおり 使うことになります。 仕様基準は、次の内容からなり、いずれも等級が上がるごとに厳しい内容 となります。 ① 断熱構造とする部分の基準。 断熱材で包み込む部分が等級が上がるにつれて増えていきます。 ② 断熱材の種類別の厚さの基準。 地域別に必要な断熱材の種類と厚さを決めています。 ③ 断熱材の施工の基準。 施工方法と内部結琳の防止法などを定めています。 ④気密層の施工の基準。 等級3の場合はⅠ地域のみ、等級4の場合はすべての地域で気密住宅と する必要があります。その工事方法について気密材料を指定し、その施工 方法を指定しています。 ⑤開口部の断熱性能の基準。 地域別に開口部の建具とガラスの組合せを指定しています。 ⑥開口部の日射遮蔽の基準。 地域ごとにカーテンやブラインドなどの付属部材と庇、軒の基準を決め ています。 ⑦開口部の気密性能の基準。
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