住宅会社が十年保証

: 一般の方は見落としがちですが、非常に重要な点です。だからこそチェックポイントの第三に挙げたように実績を調べ、第五に挙げたようにメーカーや建設会社が長期保証に応じるかどうか、先にきちんと確かめておくことです。保証については、ほとんどの住宅会社が十年保証をしています。十年目以降については、自社の点検を受けることをすすめ、有料の補修を行った場合のみ、保証を十年間延長、次の十年も同様に有料の補修に応じれば、また保証を延長する・・・・・・というやり方が圧倒的に多くなっています。しかし、私は、住宅ローンの支払い期間である三十五年程度は、構造体については無条件保証すべきだと思っています。欠陥住宅などの「人災」に巻き込まれないためには、営業マンの甘いセールストークに乗せられることなく、相手側の「人物」をしっかり見ることが大事です。末端の営業マンではらちが明かなければ、その会社の社長に堂々と面会を求めることです。大企業ならいざ知らず、地域の住宅会社や工務店であれば、トップが喜んで直接お客様と面談するはずです。消費者の方々は、ぜひじっくりと首実検してください。