マンション全体の管理状態のソフト面をみる
2018年9月11日「火曜日」更新の日記
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- 建物が高齢化すると同時に居住者も高齢化していきます。これは管理組合運営に支障をきたす要因になります。高齢化が進むとどうしても組合運営への参加度合いは限定的になるし、管理費の滞納が起きやすくなります。 また、孤独死などの深刻な問題も浮上します。先日、私の住む渋谷区のマンションに隣接している築46年のマンションでも、孤独死が見つかりました。部屋から異臭がして発覚したのですが、死後―週間経過していました。東京都心のど真ん中でこうしたことが起きています。 また、耐震性の確保など災害時における対策も急務ですが、手間やお金のかかることには、マンション全体として行動を起こしづらいといった傾向があります。 このようなマンション管理に関わるさまざまな課題を調べずに中古マンションを購入するのは大きなリスクです。マンション購入後、所有者となったあなたは自動的に管理組合の構成員となり、マンションという財産を共同で管理していかねばなりません。 うまく機能すれば規模のメリットが働きますが、逆に何らかの理由でうまく機能しない場合、にっちもさっちもいかなくなる状況になることも考えられます。現実には後者のようなマンションがたくさんあることを知っておくべきです。
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