【終わりのない「更新」】
2018年8月11日「土曜日」更新の日記
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- "社会経済的にみれば、住宅としての借家で五年ぐらいが借家法の保護として適当な期間です。
店舗 の借家ならば七年ぐらいでしょう。
この期間は絶対に保護するが、その後は明渡し可能としたらどう でしょう。
おそらく、貸家の供給はふえるでしょう。
しかも良質の貸家です。
東京の区部で、四畳半 や、六畳のアパートがあるのは、賃借人の居すわりが少ないためです。
ウッカリ一戸建庭付の独立家 屋を貸したら、取られてしまう、と家主は考えています
たとえ空家にしておいても、貸したがらな いのは、借家法がおそろしいからです。
そのため、住める状態の家をこわして、駐車場貸にしたり、空家にして放置しておくのです。
最 近、建売住宅の中に、一軒だけ空家がポツンと建っているのを見ます。
お金のある人が、買って持っているのです。
なぜ空家にしておくのでしょうか。
借家人を入れて家賃をかせぎたくとも、借家法が おそろしいからです。
このように国民経済の上での無駄が生じてきました。
無限に法定更新が続くという現状を改めれ ば、家賃でもなんでも、市場の競争にさらされます。
マーケットの経済法則の中にさらしてみれば、その家賃が高いか低いか、おのずからきまってきます。
鑑定人や裁判所の判断は、どうしても主張や 偏見や、政策的意図に制約されます。
ところが、マーケットの経済法則は正直です。"
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