管理人はだれ！？

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2018年8月10日「金曜日」更新の日記

マンションの場合、管理会社が物件のメンテナンスをします。オーナーが直接、建物の補修や清掃をすることはありません。そのため、自分で物件の細かいところまで把握して、日々口や手を出さなければ我慢できないという方は、残念ながらこの投資法には向いていないのです。そういう方の場合は、マンション投資ではなくアパートへの投資をお勧めしますが、アパートの場合は「大家業」としての手間がマンションとは比べ物にならないほど大きく、本業を持っている方にはあまり適していないと、私は思っています。物件が自宅近くにあるという事実だけで、安心できる人がいます。近くに物件があることで安心感があるのでしょうが、前述したようにマンションへの投資では、最初の物件選択が大変重要です。この物件選択の際に、自分の住んでいる地域にこだわることは失敗の原因ともなりかねません。特に地方に住んでいる方の場合は、そうなる危険性が大変高いため、「自分が気軽に見に行ける範囲」の物件にこだわるのは、やめたほうがいいのです。たとえば当社のお客さまの多くも、購入前に一度だけ物件を見に行き、「あ、この場所ね」と確認すると、その後はもう、ご自分の物件に足を運びません。購入後1、2年も経てば、ご来社の機会などにこちらから「お車をお出ししますので、物件を見に行かれますか？」とお尋ねしても、ほとんどの方は見に行かないのです。「しょせんは人に貸すもの」ですから、見に行ったところで具体的にできることは特にありません。入居者がいれば内部を見ることもできません。結局は自分の目が届くか届かないかより、その物件に収益性があるかないかを優先することが大切なのです。目が届かなくても、最初にしっかりとマンションを管理してくれるパートナーを選んでいれば、それで何も問題はありません。