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2018年8月8日「水曜日」更新の日記

"駐車場は、マンションの共用施設のなかで最も重要な施設といえる。利用率が高く、平置き駐車場というのは、舗装したり、砂利を敷いた地面に車をとめる方式の駐車場のこと。戸建て住宅で庭の一角に駐車スペースをつくるように、極めてシンプルに設置されるもあるのだ。 シンプルといっても、どんなマンションにも設置できるわけではない。マンションの場合、より多くの駐車スペースを設置しなければならないので、空きスペースがあれば、掘り下げて機械式駐車装置を設置したり、２階建て、３階建ての駐車場棟を建設するのが普通。そのようなことをせず、平置き駐車場にできるのは、敷地に余裕があるマンションだけ。そこで、普通は駐車場の一部だけを平置きにするケースが多くなっている。 平置き駐車場は後で述べる「自走式駐車場」の一種でもある。自走式駐車場とは、機械を どんな駐車場が備えられているのかもチェックしておきたい。 「自分の駐車場」を備えていれば、中古で売るときも大きなセールスポイントになるからだ。 このマンション駐車場は、実は種類が多い。形態によって使い勝手が大きく異なるので、平置き駐車場は使い勝手がよいため、それを望む人が多い。しかし、現実的には数が少なく、マンション居住者のうち、身障者の方が優先的に利用できるというケースが多い。 もう一つのパターンは、１階住戸の居住者だけ平置き駐車場を利用できるというもの。これは、１階住戸に専用庭が付き、その一部が駐車場となっているときに採用されやすい。１階住戸の住人だけがその駐車場を利用できるという仕組みだ。 使わない駐車場という意味で、２階建てとか３階建ての駐車場棟も含まれる。この自走式のなかで、地面に車をとめるものが平置き駐車場ということになる。 マンションの駐車場を分類すると、「駐車場には機械式と自走式があり、自走式のなかに平置き式がある」ということになるわけだ。 平置き駐車場の長所は、使い勝手がよいこと。機械式のように車の出し入れの面倒さがない。２階建て、３階建ての自走式駐車場の場合、駐車場内で車までたどり着くのに時間がかかりがちだが、平置き式ならそんなこともない。 そして、収める車の制限が少ないのも長所のひとつ。長さや幅、重量の制限が緩く、大型の車もとめやすいのだ。"