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住宅にファッション性は必要か

2018年8月3日「金曜日」更新の日記

2018-08-03の日記のIMAGE
"デザインは一時は「見栄え」がよいかもしれませんが、ときとして安らぎのない不自然な生活をもたらし、かえって不幸のもとやストレスの原因になりかねません。 表面上の豊かさは、心に豊かさを与えません。心の豊かさは平和な家庭生活なくしてなく、平和な家庭生活はしっかりとした生活基盤の確立なくしてありません。 最近の住宅は住む人の虚栄心をくすぐり、そこに住む人たちは虚勢の人生を歩み出します。そん あれから三十年、ようやく世間は少しずつ住環境に関心をもち始めたようです。 しかし、その関心は、いかに「見栄え」がよくファッション性が高いか、いかに便利にできているかということに対する関心です。 その意味で、最近の住宅はストレスの原因だらけといっていいでしょう。その原因は住まいを求める目的を明確にさせず、ただ物欲を満たすために住宅を求めたからにほかなりません。 また、規格化された住宅を求めたが、実際に住んでみると住み勝手が悪く、生理的な苦痛を感じる場合もあります。それが原因でストレスが積もり、病気になったり、家族関係がしっくりいかなくなったりもします。 住宅を求める目的は楽しい家庭生活の永続です。そのためには経済的に無理のない堅実な家庭生活が前提となります。堅実な家庭生活を送る条件は、まず家族の心と体が健康でなければなりません。 とくにストレスは気力と活力を失わせるばかりでなく、妻や母のいらだちは夫婦や親子の断絶の原因にもなります。 "

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