不動産探しと暮らしのアイデアを伝授!住まING

トップ > 平成30年7月> 13日

注目の外断熱不動産

2018年7月13日「金曜日」更新の日記

2018-07-13の日記のIMAGE
「外断熱工法」とはどんなもの?4つのメリットに迫ってみよう。内断熱工法から外断熱工法へこれまでほとんどの不動産が、外壁コンクリートの住戸側に断熱材を入れる「内断熱」工法を採用していました。この工法では、断熱材がコンクリートの内側にあるので、外気の影響も受けやすく、夏暑くて冬寒い部屋になってしまいます。当然、冷暖房効率はよくありません。結露の心配や、コンクリートの寿命が短くなることも考えられるでしょう。一方で、京都議定書発効などもあって急速に尚まりつつある省エネの風潮から、日本でも最近、断熱効果を高める「外断熱」工法が注目されはじめました。不動産全体、外壁の外側から断熱材ですっぽりと包むような外断熱工法は、コンクリートの温度が外気ではなくて室内温度に同調するので、夏は涼しく冬暖かいのです。内断熱工法では実現できないメリットも大きくて、海外ではすでに常識になっています。外断熱は、内断熱に比べて価格が1~2割くらい割高で、施工費も高いため、日本ではこれまでなかなか普及しませんでした。ところが、デベロッパーが工法を工夫したり、努力を重ねてコストダウンに成功しつつあることもあって、徐々に普及してきています。

このページの先頭へ