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お金のかしこい使い方

2018年5月28日「月曜日」更新の日記

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 「金は天下のまわりもの」といいますが、自分のところにどうしてまわってこないのかと悩む方も多いと思います。増改築をするにしても安くていい工事が一番いいのでしょうが、そう簡単に安くていいものが転がっているわけではありません。逆に高ければいいものがあるかというと、安いものよりは確率は高いでしょうが、絶対というわけにはいきません。結局、虎の子や借金、親からの贈与やローンを無駄にしないことが、高くつかない方法ではないでしょうか。  そうなると、まず基本は施主であるあなたが住まいというものを勉強することです。今のままではなぜいけないのか、どう暮らしたいのか、世のなかにはどんな工法や材料が出まわっているのか、どこで相談したらいいのか、自分で判断できないときは誰に相談したらいいのか、すべてはここからはじまります。  納得のできる設計図書や、それに基づいた明細のある見積書が用意されるまでがんばるのはもちろんですが、こうした基本が下地にあって、初めて具体的に金利の安いローンを探したり、ゆとり返済の恐ろしいからくりを認識したり、親からの借金を税務署から贈与だと疑われないようにするコツを研究したり、税務署で共有名義であることが証明できる条件をそろえたり、という段階に入ることができるわけです。知らなかっただけで、当然発生する支払いを予想外の出費などと言わないために、勉強したり相談できる相手を見つけることも、無駄遣いをしないコツだといってもいいでしょう。  現場が開始すればドタバタするのは当然ですが、そこはいくら研究したからといってプロにはなれませんから、安心して、かつ無駄にならないようにするためには、施工業者とは別の監理という独立した立場の人に、代理として見てもらうことのほうが安心で、監理料はかかっても結米的には経済的だといえるでしょう。お金の配分さえまちがえず全体のバランスを考えていけば、安くていいものは必ずつくれるはずです。

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