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集中集塵設備があると便利

2018年5月23日「水曜日」更新の日記

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 最近、ほうきとはたきをあまり見なくなりました。障子の桟や高いところの埃を叩いて藩とし、ほうきで掃いて外へ出すというのはごく自然な掃除の仕方だったと思いますが、今では掃除というと掃除機で床のゴミ集めだけして、年末の大掃除のときだけ高いところのゴミを落とすようになってきました。ほうきもないのに掃き出し 窓なんて名前だけがずっと残りつづけています。  今時の掃除機もたいへん高性能になり、ハイパワーで板・畳・絨毯を吸い分けたり、特殊ローラーや叩く機能で埃を吸い上げたりする機種もあります。感心したのは掃除機のゴミ袋の防腐剤や抗菌剤による室内汚染で問題になっている排気を、室内に撒き散らすことなく、機械内で循環させてしまうという、今までにない画期的な製品もいくつか出てきているということです。  さて、少し贅沢なようですが、これを機会に集中集塵設備を考えるというのはどうでしょうか。セントラルクリーナーともいいますが、設伽的にはいたって簡単なもので、あらかじめ建物内に配竹をめぐらし、ホースの長さに応じた範囲で各部屋のあちこちに接続口のアウトレットを設け、屋外または納戸の中に設置したパワーユニットにゴミを吸い込むといったものです。  パワーユニットが別の場所にあるので音が静か、機械そのものをゴロゴロと連れまわす必要がない、何といっても排気を室内に撒き散らさないなど、スマートに掃除ができるイメージがあるので一度は憧れるはずです。  いくらセントラルクリーナーといってもスイッチひとつで自動的に掃除をしてくれるわけではないので、結局はあなた自身の仕事なのですが、この機械、多少難点もあります。メーカーによってはパワー不足のものもあったり、楊子やヘアピンが配管の曲がりで引っ掛かって詰まることがあります。それに、5mから6mのホースが意外に重たいのと、幕本的にはそれを引きずって掃除をしなければならないこと、ホースの収納がけっこうかさばるのが使用してみて気がついたことでしょうか。

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