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どんどん増える弱電設備

2018年5月15日「火曜日」更新の日記

2018-05-15の日記のIMAGE
 電話やインターホン、テレビや有線放送のことを一般に弱電といい、新築はもちろんのこと、増改築の際にも慎重に検討しなければなりません。  まず電話。最近は省電力コードレスがどの家にも設備され、家の中の配線がほとんどなくなってきました。2台3台と増やせ、電源さえあればお手怪なのですが、子機からは基本的に電波を飛ばしているので磁場などの問題や、盗聴によるプライバシー侵害の危険性は免れません。ISDNのように1本の配線で2回線使用できるものや、最近ではインターネットをコードレスで使える設備などもありますが、意外に普及しないテレビ電話の例もありますから慎重な選択を要します。  次にインターホン。今や、来た人が見えるテレビインターホンは当たり前になり、カラーテレビの製品まで出まわるようになってきましたが、電気錠と組み合わせると便利な製品だと思います。HA。ホームオートメーションとして電話にインターホン、オートロックに火災報知器などを組み込んだ機種もありますが、それぞれの増 設が不便なことや、一つ壊れるとみんな使えなくなってしまうので、やはり慎重な選択を要します。  それからテレビ、衛星放送、WOWOW、文字放送、放送大学、スカイパーフェクトTVと要求が高まる一方ですが、都市部では電波障害によるテレビの映りの悪さから、徐々に安定したケーブルテレビが普及しはじめています。テレビの必要な位置にまで配線しなければならないのは相変わらずですが、最近ではインターネットの接続までこなしているケーブルテレビもあります。電話回線を使わないので電話料金がかからず、接続しっぱなしの定額というのも魅力です。  最後に有線放送ですが、最近は住宅でも日常のBGMとして有線放送を選択する方が増えてきました。FMやAMなどのラジオ放送はもちろん、音楽や世界各国の会話放送、空港や駅の雑踏BGMからせせらぎの癒し系BGMまで440chと多彩です。

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