環境はどうか
2018年4月28日「土曜日」更新の日記
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- 住宅にとって最も大切なことは、家そのものだけでなく、その存在する地域が環境的に住むにふさわしいかどうかということです。
もちろん、第1種住居専用地域や第2種住居専用地域などには、あまり居住するに適さない店や工場などは立地できませんから、そのような用途地域で選ぶことも大切です。
そのことを知った上で、販売されるマンションや一戸建ての周辺地域をよく見ることが必要です。
例えば、日常の買物ができるスーパーマーケットや商店街があるかどうか、あるいは子供の教育環境はどうか、さらにはその地域が低湿地帯であるかどうかなど、いろいろな面から見て長く住むことができる快適な住まいであるかを見極めなければなりません。
マンションを購入した場合、その内装はお金をかければいくらでもきれいになりますが、その置かれた環境を変えることは不可能です。
したがって、自分がある程度変え得るものに関しては妥協できても、あまりにも環境が悪いといった状況においては、良い環境のものを優先して選ぶしかありません。
自分ではどうしようもないものについては前もって選定基準を決めておき、その基準に達していなければその居住環境は選ばないという方法をとることが必要になります。
なお、都市計画法と建築基準法が改正され、93年6月25日に施行されました。この主な骨子は用途地域の区分の細分化ですが、これは、改正法の施行から3年以内に実施することになっています。
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