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広く安い中古を選ぶべきか

2018年4月12日「木曜日」更新の日記

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 中古の一戸建てを買うにせよ、マンションを買うにせよ、住宅はやはり広くくつろぎやすい家ということが一つのポイントになります。  最近の新築マンション等を見てみますと、確かに3DK、3LDKという名称にはなっていますが、その広さは50平方メートル、60平方メートルぐらいの物件が多いようです。  60平方メートルの3LDKとなりますと、4畳半が2部屋、6畳間、リビングやダイニングルームといったように小さな部屋がいくつもあるだけで、結果的にはそれ程広くはないということもあります。  それならばいっそのこと中古物件を買い、リフォームを行い、広いスペースを確保し快適な住まいにするというのも一つの方法です。  新築のマンションも数年たてば中古になります。管理状態の良い中古マンションであれば、ある程度通常の相場よりは高い価格になりますが、内装さえぎちんとすれば快適なマンション生活を送れることになります。  また、中古の一戸建てにしても、ほとんど土地値で買い、それをうまく手入れすることによって、土の上に安住できるような一戸建てに住むことができるのです。  最初から新築の一戸建てに住んでいた人は、その古さに嫌気がさしてきたりもしますが、マンションライフをしていた人にとっては、土の上に住むことができるというだけで十分な満足が得られるのです。  要は、その人の住環境に対する比較観の問題です。上を見ればきりがありません。一歩一歩、自分の満足度を高めていく、これがいわゆる「何をいつ買うか」ということのポイントなのです。  最初から理想の物件を手に入れようとして巨額のローンを借り、ローン地獄に陥るよりは、自分の収入、生活力、貯蓄等をにらみ合わせながら、自分のライフスタイルを考えることが必要なのです。

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