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一戸建てかマンションか

2018年4月10日「火曜日」更新の日記

2018-04-10の日記のIMAGE
 住宅を購入する場合に、一戸建てかマンションかで悩むこともあるでしょう。  これも「新築か中古か」という問題と同じように、同じ予算であるなら、マンションの方がはるかに立地条件の良いものが購入できます。やはりマンションは土地の持ち分が少なく、また同じ広さの土地にたくさんの戸数が建てられますから、建築単価は高くなりますが、分譲価格は、土地代が少ないので安くなります。  一方、一戸建ては、土地を多くとらなければならないので、「地価」が価格にたいへん大きな影響を与えます。「上物」といわれる建物は、マンションに比べれば、それほどたいしたことはありません。また、将来建て替え、増改築も可能ですし、何といっても土地には、資産価値があります。ただし、駅からバスで30分、というような場所ですと、転売をして買い換えようと思っても、なかなか買い手が付かない、という事もありますから、気をつけましょう。  しかしマンションの場合には、そんなにひどい遠隔地に、分譲するということはありません。 せいぜいバスに乗っても10分、駅から歩ける距離にあるのが普通ですから、将来の買い換えを考え、最初はマンションを買って次に一戸建てを買う、という方法はどうでしょうか。  一戸建てを買うときには、そこに永住するつもりで買うのがよいでしょう。一戸建てで何回も買い換えていくのは、あまり得策ではありません。  最初、非常にせまい一戸建てを買って、それから大きな一戸建てをと考えていますと、せまい一戸建ては違反建築なども多いので、買い換えのときに非常に苦労します。それに比べて、マンションでは同じ値段でも、非常に売りやすいものが買えます。  いくら一戸建てが良いとはいっても、予算、立地、広さの面でいろいろと問題も出てきますから、最初から一戸建てを買うのは、無理があるでしょう。  もちろん、親から資金援助が得られるならば、それは別問題です。 親から遺産をもらったので、今のうちに価値のある物に換えておこうと、一戸建てを買うなら、最初から一戸建てを買っても、何も問題はありません。重要なポイントは、本人の資金計画、資金調達能力ですから、それさえなんとかなるならば、問題はないのです。

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