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若いときにこそ長く借りられる

2018年4月2日「月曜日」更新の日記

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 マンションを買うにしても一戸建てを買うにしても、必ず住宅ローンが必要になってきます。 今の時代、即金で家を買える人はそんなにいないのです。  現在、住宅ローン完済は75歳までに設定されています。この75歳までに自分があとどのくらいの年数があるのかを逆算してみましょう。  例えば、40歳であるならば35年間ありますので、35年間の長期支払いローンはしないにしても、少なくとも30年間は借りられることになります。  もちろん、住宅金融公庫等においても、50歳代であるならば、30年間の住宅ローンを借りることができます。しかし、定年になってからも住宅ローンを支払っているようでは、納めた年金支給、あるいは大して当てにはできない退職金といったものを考えてみても、老後の生活への負担は相当のものになります。  ですから、定年退職時にはもう住宅ローンが払い終わっているという状況が理想的といえます。一般に60歳が定年ですが、最近ではホワイトカラーの首切りも行われていますので、できれば50歳までにローンの支払いが終わっていることが望ましいのです。  そこから20年、25年と逆算して考えますと、20年であるならば30歳、25年であるならば25歳で家を買うという計算になります。だからといって焦る必要はないにしても、少なくとも30代半ば頃には家を購入しておいた方がよいことになります。  そして、住宅ローンを一生懸命に払う一方で仕事もしっかりやり、社内における自分の地位を守り、会社そのものの権威もますます良くなるように自らも貢献するということを考えるのでなくてはなりません。  住宅ローンは仕事をしてこそのものであり、すなわち会社あってのことなのです。失業したり、会社が倒産してしまっては、家族を養っていくことはおろか、住宅ローンを払っていくこともできません。  そのような意味で、家を買い、住宅ローンを払っていくということは、一生懸命に仕事をし、会社を長く存続させ、繁栄させるという自らの意志と努力が必要なのです。  家を求めるためには、人生設計においての自らの働きぶり、職業観を確立しなければなりませんし、ある意味での人生哲学を絡めて考えていく必要があるといえます。

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