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【この二、三年は購入環境が整っている】

2016年5月31日「火曜日」更新の日記

2016-05-31の日記のIMAGE
さまざまな状況から判断すると、二〇一二年は、住宅購入環境が非常にいい状況にあると言える。購入するなら消費税導入前であるほうがいいのは言うまでもない。すでにマスコミで消費税増税の報道がさかんに流されているので、もう増税路線に突入することは間違いないだろう。現政権は増税前に総選挙で信を問うと言っているので、震災復興に道筋をつけなければならない二〇一二年中は増税前のいいタイミングであると思われる。また、現在の住宅・マンションの物件価格はかなりお値打ちと言っていい。なぜなら、二〇〇八年のリーマン・ショック後の地価が下落したときに仕入れた土地なので、土地コストが安い。また、円高で資材価格も下がっており、建設コストも抑えられる。したがって、物件価格自体もかなりお手頃なものになっているというわけだ。ただし、一つ気をつけておかなければならないのは、1章で述べたように中古住宅・中古マンション価格は下落傾向にあるということである。新築では手が出ない高級物件でも、中古でなら「おいしい物件」が手に入る可能性もある。その点をどう考えるか。あくまでも新築物件がいいのか、中古物件も視野に入れるのか、そこは考え方次第である。

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