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マンションに求める優先順位

2016年5月29日「日曜日」更新の日記

2016-05-29の日記のIMAGE
東証住宅価格指数の元となったスタンダード&ファースの「ケースーシラー住宅指数」は、カールーケースとロバートーシラーという二人の教授を中心に開発された。その一人、ロバートーシラーは現在、行動ファイナンスの権威で、人の意思決定には合理的な思考ばかりでなく、直感やインスピレーションといった心理面が大きく影響していて、そうした意思決定は結果的に正解であることが多いと述べている。ただし、直感やインスピレーションが大事とは言っても、それはきちんと情報を得て、選択眼を養ったうえでの話である。知識や情報に裏打ちされていない直感は「ひらめき」ではなく、単なる「思いつき」である。もう一度、まとめておこう。できる限り良い物件を選ぶためには、マンションに求める優先順位をはっきりさせ、情報をしっかり頭に入れ、経験者・専門家の話をよく聞き、モデルルームを歩いて目を養い、最後は自分の直感を大切にする、これに尽きるのである。

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