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中古住宅取得の融資条件には大きな相違がある

2016年5月13日「金曜日」更新の日記

2016-05-13の日記のIMAGE
・平成14年10月1日から公的融資の融資条件が変わる。中古住宅取得の融資条件は、物件の現状により左右されます。一般には公的融資が利用できなければ民間融資になります。平成14年4月から公庫の中古融資は名称を「リ・ユース住宅融資」に、優良中古は「リ・ユースプラス住宅融資」に衣替えし、10月1日より融資条件も変わります。◆公庫と財形に適用し、公庫には新築並みの融資額と金利もある。中古住宅購入の場合、年金住宅融資は「一般」と「大型」の2つの融資区分になり、公庫融資と財形住宅融資では「リ・ユース」と「リ・ユースプラス」の区分によりきめ細かい基準を採用しています。公庫融資と財形住宅融資では平成14年9月末まで、建築基準法に適合し、かつ建物の規模で耐震性などが公庫が定める基準に適合していれば借りられますが、10月1日からは一定の維持管理状況などが良好な住宅に限られ、築年数に関係なく借りられますが返済期間は短くなります。一定の築年数以下で機能的耐用性基準に合格していれば、最長35年の長期返済期間が可能です。「リ・ユース住宅(マンション)」に比べて「リ・ユースプラス住宅(マンション)」は、返済期間と融資額が優遇されます。また、基準金利適用(床面積が175㎡以下で、バリアフリータイプ、耐久性タイプ、省エネルギータイプ)にあてはまれば融資金利が優遇されます。いずれにしても、中古住宅購入には「リ・ユース住宅(マンション)」調査判定書の適合判定欄が適合「する」と判定される住宅であって、作成には公庫融資調査技術者に依頼して交付を受けて提出しなければなりません。なお、中古住宅購入に合わせてリフォームを実施する場合には、同時申込型を利用すれば、リ・ユース住宅購入融資は融資金利と返済期間が優遇され、リフォームも同じ条件で優遇されます。

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