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「全期間同一金利型」と「段階金利型」はどう違うのか?

2016年5月10日「火曜日」更新の日記

2016-05-10の日記のIMAGE
金利体系により多少の損得がみられる。公庫融資は、金融の種別・床面積区分・高額所得者区分に従う金利体系で借りられますが、11年目以降の金利が変わる「段階金利型」を採用しています。年金融資は、融資の種別・床面積区分に従う金利で借りられますが、「全期間同一金利型」(25年型と35年型)と、11年目以降の金利が変わる「段階金利型」(2段階固定型ともいいます)との選択です。◆年金の金利は「段階金利型」のほうが有利。公庫融資では、すべて「段階金利型」を採用していますが、年金融資では「全期間同一金利型」か「段階金利型」との選択のため、どちらを選択するのがよいのかという点で悩みます。その結果、特別貸付は一般貸付より返済額の面で多くなるのは当然です。しかし、全期間同一金利型と段階金利型では、返済期間の区分に関係なく、段階金利型のほうが金利・返済額の面で有利な結果がみられました。なお、返済期間が短いほどメリットが多いといえます。◆公庫の「段階金利型」は年金より有利。結果、こちらも全般的に公庫の段階金利型のほうが有利とみられました。ただし、11年目以降の毎月返済額の上昇は年金のほうが緩やかです。以上のように同じ返済期間で比較しましたが、公庫は年単位、年金は5年単位などの相違があり、きめ細かく比較してみましょう。

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