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20年間の借入金利子の計算 元利均等返済額は元金と利息の合計額

2015年12月29日「火曜日」更新の日記

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 「新貸家」経営の資金繰りのポイントは、①当初の自己資金の投入額と借入金額のバランスの調整を図ること、②無理のない借入返済期間の設定をすることにあります。あまり短期にすると、お金が足りなくなります。  自己資金がなく、しかも借入返済期間を30年に設定しても、資金繰りが合わないような場合には「新貸家」経営は取り止めてください。このようになる原因は、「新貸家」の建築費やエクステリアの工事費が高すぎることですから、その点を十分注意してください。  借入金の返済方法には「元金均等返済」と「元利均等返済」の2種類があると説明しました。「元金均等返済」は、毎月借入元本を均等に返済するもので、元金が均等で、支払利息は別計算になります。「元利均等返済」は、借入元本と支払利息を含めて、毎月均等額を返済する方式です。  借入金1000万円、金利年3・5%、返済期間20年の借入金償還です。年数の次の返済額合計が69万円あまりで返済期間にわたり均等になります。「新貸家」の借入金は、この元利均等返済方式が便利です。  この返済額合計の内訳は、最初のうちは支払利息が多く、年数が進むと減少していきます。逆に元金返済額は最初少なく、年数が進むと多くなります。この支払利息は所得金額の計算で、必要経費になります。

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