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借入金と自己資金のバランス 自己資金を決めて、借入の返済期間を決める

2015年12月19日「土曜日」更新の日記

2015-12-19の日記のIMAGE
 これまでの資金計画を図解すると、建築資金は、「新貸家」本体、設備、エクステリア、登記費用などの合計金額が1218万円です。このように必要な資金を先に集計し、あとから資金調達方法を検討します。60項に示した、モデルプランの資金調達は、自己資金200万円、借入金1000万円、預かり敷金50万円です。  このモデルプランでは、1000万円借入しても、資金繰りはうまくいきますが、借入金利を3・5%に設定しているため、これが変動すれば資金計画はくるうことになります。  毎月のキャッシュフローを多くするためには、①自己資金をより多く投入し、借入金額を少なくするか、②借入金の返済期間を長くするか、のどちらかです。借入金のコントロールがキャッシュフローに大きく影響しますから、投入できる自己資金を決め、次に借入の返済期間を検討します。  「新貸家を建築する本人が他の人から借入をしてもよいか」との質問を受けますが、特にとが親子関係にあれば、一般的に「ある時払いの催促なし」とみられ、実質的に贈与とみなされます。借用証書や毎月の返済をすればよいとする建築業者もいますが、おすすめできません。この場合には、金融機関を通し、Bが定期預金をし、その定期預金を担保にAは金融機関から借入をするようにします。

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