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毎年のキャッシュフロー キャッシュフ囗-は入金から出金を差し引く

2015年12月18日「金曜日」更新の日記

2015-12-18の日記のIMAGE
 開始時の資金繰りについては、61項で検討したとおり、建築費総額は1200万円を予定し、そのうち1000万円を借入にしています。注意点としては、消費税が外税の場合は、1200万円×5%で60万円が別にかかり、その分だけ借入金の増額か、自己資金が必要です。  「新貸家」取得時の税金等18万円は「新貸家」の完成時点に支出します。この資金は預かり敷金からの支払いを予定し、それまでに敷金が入金すれば問題はありませんが、ズレ込む可能性があります。この場合、自己資金が必要になりますから、注意してください。  キャッシュフローは、「新貸家」建築の年以降、2年度目以降の1年間のものです。入金は、カレージ代込みの家賃収入です。月額10万円ですから、年間では120万円です。これが入金として金庫に入ってきます。  その金庫から出て行くのが「出金」です。借入金の返済期間は20年、金利は年利3・5%で計算しています。この資金繰り計算では、金融機関に支払う「元金と利息の合計額」が主な出金にあたり、毎月額6万円弱、年間では69万6000円になります。そのほか、固定資産税や火災保険料などの経費が毎年かかり、出金合計は83万5000円になります。  入金合計120万円から出金合計を差し引きますと、一番下の差引手取金額が36万5000円と計算されます。

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