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子育て世帯の不満と改善計画 広い賃貸住宅を供給することは社会貢献

2015年12月5日「土曜日」更新の日記

2015-12-05の日記のIMAGE
 住宅および住環境に不満を持つ世帯に対してのアンケート調査です。Ⅰ「不満率と改善計画率」、Ⅱ「改善計画の内訳」、Ⅲ「計画実現の阻害要因」について、まとめました。  親と子(長子5歳以下)がいる世帯では、Iの住宅の不満率は33%、改善計画を持っている世帯の割合は39%となっています。この世帯の改善計画の内訳Ⅱを見ますと、新築・購入が62%、借家入居が17%となっています。ここでも、広い賃貸住宅が市場にないため、新築・購入の選択がより多くなっているものと思われます。そして、計画実現の阻害要因Ⅲを見ますと、資金不足が62%と最も高いウエートを占めています。  つまり、長子5歳以下の子供を育てている親は、「今の住宅に不満を持っていて、広い賃貸住宅物件がないので、持ち家を購入したいと考えているが、資金が不足していて、とても買えない」という内容です。絵に描いたように、実にわかりやすいストーリーになっています。  こうしたニューファミリーに「新貸家」を供給すれば、賃貸だから資金負担が少なく、広い一戸建てに住み、次世代を担う子育てが立派にできることになります。  少子化は将来に向けて、重大な社会問題です。「新貸家」により、少子化に歯止めがかけられれば、素晴らしい社会貢献事業になります。

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