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投資収益率からみた理想的な「新貸家」建築費の目安

2015年12月1日「火曜日」更新の日記

2015-12-01の日記のIMAGE
 ミサワホームの”ペルリードカシーヤ”を例にとりましたが、ミサワホームだけでも14種類もあり、建坪も17坪から27坪までと10坪もの開きがありますから、ひとまとめに建築価額を決めることはできません。また、「新貸家」を建てる場合の建築価額は、それぞれの現場で、整地代や基礎工事代などが異なりますから、個別に見積もりをとるのが正解です。しかし、それでは検討の余地がありませんから、参考例を出してみました。  この例は1棟分の目安として計算しやすいように、2階建て24坪、本体価額1000万円。エクステリア(外構工事)200万円。合計1200万円とします。家賃収入はガレージ2台分込みで、市場調査の結果は月額9万9000円ですが、ここでは10万円にしました。  それでは、経営として成り立つ投資額はどのように計算すればよいかを検討します。  まず、投資収益率とは、投資額に対する年間家賃収入の比率です。年間家賃収入が120万円で、投資額が1200万円であれば、10%の投資収益率になります。  そこで、理想的な投資額の計算は、その周辺の家賃相場を参考に、年間家賃の収入見込み金額を決めます。その年間家賃収入を10倍(投資収益率が10%の場合)して求めます。  例えば、家賃が月額9万5000円であれば、年間家賃収入は114万円になり、その10倍の1140万円が理想的な投資額になります。

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