コインパーキングの需要
2015年11月17日「火曜日」更新の日記
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- きっかけはワンルームマンションの駐車場付置義務だった。
しかし、いったんやり出せば数の論理、リース代もロット次第で安くなるわけだから、面の拡大が必要になる。
そういう土地はたくさんある。
バブル経済崩壊で塩漬けとなっている物件だ。
需要が見込めなければ、迂闊にビルは建てられない。
しかし、空いたままでは何も生み出さない。
そういう土地がたくさんあるから、コインパーキングの需要は多い。
「特別むずかしいことなどありません。
極端ないい方をすれば、コインパーキングは、パーテーションで仕切って、機械を借りて、セキュリティ会社と契約するだけで明日からでもはじめられるのです」管理・運営系ならなんでもやってみたい。
そうK氏は話している。
たしかに、空いている土地の有効活用だから、オーナーも喜ぶわけだ。
何も無理して、高い金を借りて、需要の危ういビルを建てる必要もない。
「マンションを建てても、過当競争に巻き込まれる危険性があります。
それよりも、オーナーさんが困っているなら、こういうことはどうですか、ただ空けているよりはいいでしよ、と。
大切なのはこうした提案力ですね」たしかに、実行させる力が備わっていなければできないことだ。
競合も多いし差別化もむずかしい分野である。
「あくまで自然増」と副業的な視点でいるところに勝機はありそうだ。
土地があったら、総合的判断で、一番適したビジネスを落とし込む。
K氏が管理・運営で培った視点だろう。
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