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企画立案をいかに実行させるか

2015年11月15日「日曜日」更新の日記

2015-11-15の日記のIMAGE
成長過程に失敗がなけれぱないで、順風満帆、ただ運がいいだけという話になってしまう。
たまたま人に恵まれ、めぐり合わせでここまで来れた。
運も才能のうち、という落ちでおしまいになる。
どうもK氏は、それだけではない。
水面下では、もがきつづけていたのだ。
土地を借りて、フリーマーケットにも手を出したこともある。
平たくいえば、又貸しである。
 「独立したのがバブル経済崩壊のときで、空きのオフィスはいくらでもありました。
独立当初、少しやりましたが、オフィスビルは誰も入りません。
″ただでもいらん″という時代ですから、オフィスビルはダメでした。
土地が売るに売れず、建物を建てるに建てられないときで、土地だけがある。
それを借りてフリーマーケットを開催したのですが、短命でしたね(笑)。
見るのはバラ色の夢ばかりで、失敗することなど考えていませんでした」K氏が二十五、六歳のころだというから、管理物件一万戸を取りに行った少し前である。
もがき苦しんでいたのだろうが、夢ばかりが先行していたとK氏は苦笑する。
結局、不動産以外のものは肌合いが違い、折り合いがつかなかった。
K氏には人の和を感じるので、時の運か、地の利がともなわなかったのだろう。
しかし、不動産業は水に合っていたと推測できる。

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