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夫婦で高専賃に入る

2015年11月12日「木曜日」更新の日記

2015-11-12の日記のIMAGE
たとえば、夫婦どちらかが介護認定を受け、もう一人が健常者なら、一緒には住めない施設もある。
しかし、高専賃ならそれは可能だから、ユーザーにとってはありがたい話になる。
「ご夫婦対象なら二五~三〇平方メートルの部屋もあり、一八平方メートルの部屋を隣接で二部屋借りることも可能ですね。
いずれにせよ、それほど広いというわけではありませんから、ご自宅はそのままにして入居されるケースが多いですね」こうK氏が話している。
当然、入居者にとっては、その空いた家(自宅)をどうするかという問題が発生する。
「正直いって高専賃は、仏壇一つ入れると結構なスペースを取られてしまいます。
仮にいくら広くても、戸建てやそれまで住んでいたマンションの荷物は、全部入りきらないのです。
ですから、自宅は空き家、荷物置き場のままという方も多いです。
まだ、未着手の分野ですが、この管理や売買ということもいずれは手がけることになると思います」つまり、物件が浮いたままの状態なのだ。
もったいない話である。
ここでK氏の頭はめまぐるしく回転する。
なかには、まだまだ十分に使える物件もあり、賃・転貸のビジネスが生じる可能性は大きい。
これは、高専賃により発生するサービス業務の一環だろう。
後顧の憂いなく卜高専賃ビジネスの本質はここにあるわけだから、売買やリロケーション業務は、必然的に派生する種類のビジネスだ。
一番簡単な、代替業務としての自宅管理は、さしずめコンテナビジネスということになろうか。
考えられるケースとして、①売買、②賃貸、③現状維持の管理、④リフォームーリニューアル・転貸など、いくつかある。

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