自分たちの建てたい家との違いを理解しておく
2015年11月9日「月曜日」更新の日記
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- 住宅展示場に建てられているモデルハウスは、一般的に床面積200h㎡前後の極めて広い住まいです。
それも、最商の仕様で仕上げられていて、そのまま建てるとなると建築費は7000万~8000万円かかり、なかには1億円以上という建物もあります。
ですから、「この広いリビングが気に入った」「このキッチンシステムは最高ね」などといっても、自分たちの予算では、それとは随分違う間取りプランになり、設備にならざるを得ないのがふつうです。
まずは、その点を割り引いてみる必要があります。モデルハウスは、あくまでも夢を売る場所ですから、夢と現実の落差がどの程度なのか、自分たちなりの現実的な視点でチェックしていかなければなりません。 また、設置されている家具にも落とし穴が隠されていることがあります。
実際に私たちが使っているより格段に低いテーブル、イスなどを配していることが少なくありません。
当然、見る人は天井をいっそう高く感じ、開放感のある住まいというイメージを強くします。
ベッドルームでは、ベッドやドレッサーなどのサイズに注意してください。ダブルベッドといいながら、通常よりはひと回り小さなものが置かれていることがあるからです。
このほか、設備についても設置されているものが標準仕様なのかどうか、標準仕様でない場介には、いまある設備だといくらぐらいのプラスになるのかなどを確認しておきましょう。
なお、展示場には休日の天気のいい日に家族揃って出かけることが多いと思いますが、実は天気の悪い日のほうが発見が多いものです。
まずお客が少ないため、ゆっくり見学できますし、雨や風の音がどの程度気になるのかなどもチェックできます。
最終決定の前には念のため天気の悪い日にも足を運んでみましょう。
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