どんな建物を建てられるかを事前に確認しておく
2015年11月8日「日曜日」更新の日記
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- 土地を入手する方法としては、もう一つ「建築条件付き宅地」を購人して、そこに家を建てる方法があります。
この建築条件付き宅地とは、その土地を購入したあと、一定期間内に指定の工務店や住宅メーカーと建築請負契約を結んで家を建てることを条件に販売されている宅地のことです。
建売住宅が多くの場合、住宅を建ててから販売されるのに対して、この建築条件付き宅地は上地を販売してから建物を建てるので、ぶ冗建”とも呼ばれます。
この一定期問というのは、三ヵ月のことが多く、その期問内に請負契約が成立しなかったときには、土地の売買契約は白紙解約となります。
つまり、希望に沿わなかった場合は、契約時に支払った手付金などを返してもらい、契約をやめることができるわけです。
建築条件付き宅地だと、建売住宅に比べて自分たちの好みに合った家を建てることができ、土地・建物を別々に購入するケースと比べると、各種の手続き面が簡単になるといったメリットがあります。
しかし、注意しておきたいのは、その土地を販売している業者の指定工務店・住宅メーカーがどのような住宅を扱っていて、ほんとうに自分たちの希望に合った住まいを建てられるのかどうかという点です。
住宅の工法やプランに制約がないかどうか、土地の購入時に確認しておく必要があります。
また、一部の悪質な業者のなかには、土地の価格は周辺の相場よりかなり安く設定してお客を集め、建築費でその分を回収しようとする業者もいるといわれています。 「これは掘り出し物」と飛びついてしまうと、痛い目に遭うことになります。請負契約が成立しない場合には、土地売買契約を白紙解約することが条件になっていても、簡単には応じてくれないケースもあるようですから、十分に注意しておく必要があります。
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